オルフ・ホスト美術館

オルフ・ホスト美術館はGudhjemの港近くにある。画家自身の屋敷を美術館として開放したものである。オルフ・ホストはこの家で1929〜1966年の晩年までを過ごした。
赤壁の屋敷は夕暮れ時に特に美しいといわれる。芝生の庭には木々が植えられ、現在はカフェとなっている。椅子とテーブルに腰かけて長い夏の1日をゆっくりと過ごすと、豊かな気持ちになれるだろう。
彼はこの地方の自然と向き合い、その形を詩的に昇華した風景画をいくつも描いている。余分な線はなく、淡く海色に近いうす緑色が特徴的だ。時間と時間の移り変わりに見られる色彩の境界をとらえた作品が多く描かれている。室内に取り込まれる採光と色彩が刻々と絵画に微妙な変化を加えていた。アトリエに向かう庭には羊歯が植えられていたり、小さな草花が咲いている。ロックガーデンをひと足のぼるたびに屋敷とその背景に映る海が異なっていく。実にアトリエは美しかった。いつまでもここにいれば画家の魂に触れていることができそうな気がした。

Norresand 10 DK-3760 Gudhjem


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